大手自動車部品サプライヤー(売上規模数千億円)

顧客起点の新ソリューション構想支援〜深層心理に迫る100名規模のデプスインタビュー〜

#メーカー#新規事業開発#自動車業界#分析・調査#インタビュー

メルセネールは、売上規模数千億円の大手自動車部品サプライヤー(Tier1)に対し、今後の事業成長に向けた「顧客起点」での新ソリューション構想を支援した。約100名規模のデプスインタビューを用いた4ヶ月間のプロジェクトを通じ、消費者の深層心理を抽出・構造化。日々のディスカッションによる伴走の結果、顧客の心理的課題に根差した約10件の初期的な事業コンセプトの抽出に成功した。

クライアントプロフィール

業界自動車部品サプライヤー(Tier1)
企業規模売上規模 数千億円
支援対象新規事業開発部門
支援期間約4ヶ月間(CPFフェーズ:2.5ヶ月、PSFフェーズ:1.5ヶ月)
提供サービス新規事業開発コンサルティング / 顧客課題調査・深層心理分析

背景・課題

同社は長年、確かな技術力に基づく「技術起点」での開発を主体としてきたが、自動車産業の変革期において、今後の新たな事業成長を実現するための「顧客起点」での新たなソリューションが強く求められていた。消費者の悩みを深層心理レベルまで掘り下げ、そこから事業構想へ繋げる取り組みが必要とされていたが、複雑なBtoCの心理的要素から有用な示唆を抽出し、事業化の仮説へと構造化するプロセスに課題を抱えていた。

支援内容

メルセネールは、これまでに培った「新規事業開発への深い実績と知見」および「顧客課題調査・分析における蓄積されたナレッジ」を評価されパートナーとして選定された。「消費者の深層心理の因果分析と構造化」を中核に据え、以下の2フェーズで伴走支援を実施した。

フェーズ期間・手法内容
CPFフェーズ
(顧客課題検証)
2.5ヶ月
デプスインタビュー
約100名規模の徹底したデプスインタビューを実施。消費者の悩みを深層心理まで掘り下げ、インタビュー結果に至った心理的要素の因果関係をコンサルタント目線で分析・構造化した。
PSFフェーズ
(ソリューション検証)
1.5ヶ月
ディスカッション伴走
構造化された分析結果を踏まえ、クライアントと日々のディスカッションを遂行。技術目線に寄らず、顧客の深層心理に基づいた解決策の検証と事業構想の具体化を推進した。

成果・効果

【定量成果】

  • 事業コンセプトの創出: 徹底した深層心理の分析を起点に、約10件の初期的な新規事業コンセプトの抽出に成功した。

【定性成果】

  • 「顧客起点」の事業構想において最も難易度が高い「BtoCにおける深層心理の構造化と示唆出し」のノウハウがプロジェクトを通じてクライアントチームに共有され、分析・整理の精度が飛躍的に向上した。

クライアントの声

「インタビューでの掘り下げが非常に素晴らしく、『よくぞそこまで引き出してくれた』と思わず唸るような発言も豊富にありました。また、BtoC領域のインタビュー結果は、深層心理を踏まえた上での構造化や示唆出しが最大の難所ですが、メルセネールによる分析・整理結果も極めて素晴らしいものでした。ぜひ、今後も継続的に伴走して欲しいと考えています。」

— 新規事業開発プロジェクト 責任者

担当コンサルタントコメント

メルセネール シニアコンサルタント

「高度な技術力を持つTier1サプライヤー様が『真の顧客起点』を実現するためには、消費者が言葉にできない潜在的な不満や深層心理を精緻に紐解くプロセスが不可欠です。本プロジェクトでは、約100名という大規模な定性データを、当社コンサルタントの知見を用いて論理的に構造化することに注力しました。日々の密なディスカッションを通じ、クライアント様と共に確かな手応えのある事業コンセプトを抽出できたことを大変嬉しく思います。」