大手SIer AIソリューション開発チーム
【SIer × AI新規事業】自社技術を顧客課題へ接続し、9ヶ月で外部パートナーとの実証実験・IR公開を実現した新規事業開発伴走事例
事例概要
従業員3,000名規模の大手システムインテグレーター(SIer)に対し、メルセネールはAI技術を活用した新規事業開発を9ヶ月間にわたり伴走支援しました。メルセネール独自の仮説検証フレームワークを導入し、技術起点から顧客課題起点への転換を促進。結果として、外部パートナーとの実証実験(PoC)開始、IRでの取り組み公開、および専任の実行推進体制の整備を実現しました。
クライアントプロフィール
| 業界 | システムインテグレーター(SIer) |
| 企業規模 | 従業員数 3,000名以上 |
| 支援対象 | 新規事業開発部門 / AIソリューション開発チーム |
| 支援期間 | 9ヶ月間 |
背景・導入前の課題
自社の高度なAI技術を結集したソリューション開発を検討していましたが、以下の3点が大きなボトルネックとなっていました。
- 出口戦略の不在: 技術スペックは高いものの、「どの顧客の、どのような課題に差し込むべきか」という具体的なターゲット設定が不明確であった。
- 検証プロセスの未確立: 仮説設計から検証(PMF)に至るまでのノウハウがなく、社内リソースだけではプロジェクト進行が停滞していた。
- マネジメントの形骸化: 不確実性の高い新規事業において、適切な進捗管理や意思決定の基準が設けられていなかった。
支援内容
メルセネールは、AI領域の専門知見と事業開発ノウハウを融合させ、以下のハンズオン支援を実施しました。
- 戦略・分析フェーズ: ターゲット市場の深層課題を特定するため、メルセネールがインタビュー代行を実施。一次情報に基づいた課題仮説を再構築しました。
- 検証・実行フェーズ: 週次メンタリングにより、バックグラウンドの異なるメンバーの視点を統一。意思決定スピードを劇的に向上させました。
- 決裁・体制構築: 役員報告をサポートし、PoCから正式な事業推進体制への移行をスムーズに実現しました。
成果・効果
定量成果
- 実証実験(PoC)の開始: 外部パートナー企業との実証実験へと進展。
- IR公開の実現: 全社重要施策としてIRを通じて外部公開。
- 推進体制の整備: 担当役員の承認を得て、専任チームが正式発足。
定性成果
- ノウハウの蓄積: アイディエーションから実行体制構築までの一連の流れをチームで体験し、社内に事業開発の標準プロセスを確立。
クライアントの声
「バックグラウンドが異なるメンバーの視点を揃えながら、PoC及び体制構築までこぎつけられたのは、メルセネールの知見と新規事業マネジメントの支援があったからこそだと認識しています。」(プロジェクト推進リーダー)
担当コンサルタントの視点
強い技術と強固な営業基盤があるだけでは、新規事業開発は前に進みません。重要なのは、既知の範囲を超えて、深層にある課題感とビジネスモデルを丁寧に繋ぎ合わせることです。メルセネールが机上の空論に留まらないテスト・実行フェーズを段階的にリードしたことで、大手企業特有の資産を最大限に活かした事業化を実現できました。